大学との連携

「第57回 福教大祭」に参加!!

 附属幼稚園のアピールを兼ね,11月18~19日開催の第57回 福教大祭に本園も参加しました。
 大学の講義室の1室で,附属幼稚園の紹介として,園児の遊びや生活の様子をスライドショーで流し,日々の遊びの発展を順を追って,写真掲示しました。「すてきな幼稚園ですね」「今度,行ってみたいです」と言う声も聞かれました。
 中央には,園児の作品を参考に木の実や枝,落ち葉などでつくる体験コーナー「つくってみよう!」を設けました。幼児から大学生まで,幅広く,体験しに寄ってくれました。また,保護者や職員から寄せられた品物をならべ,バザーにも取り組みました。

 一般の方が自由に入ることができるのは4年ぶりで,皆さん楽しそうに立ち寄ってくれました。「つくってみよう!」コーナーが一番人気で,二日目には,慌てて幼稚園から素材を足したほどでした。個性豊かな顔やケーキなどの食べ物をつくって大事そうに持って帰る姿も見られました。
 教育実習やボランティアに来た学生も,「園児さんはいないんですか?残念です・・・今度,幼稚園に会いに行きますね」と声を掛けてくれました。

 来年も,附属幼稚園として,さらなるアピールに向けた企画を出したいと思っています。皆様,ご協力お願いします!!そして,いろいろなことに挑戦を続ける附属幼稚園を応援してください。
  • 入り口
  • 教室内①
  • 教室内②
  • 「つくってみよう!」コーナー①
  • 「つくってみよう!」コーナー②
  • 「つくってみよう!」コーナー③

「うきうきTeacher!~教師の魅力発見プログラム~」開催!

 大学の企画「うきうきTeacher!」に本園は「みんなでチャレンジ!ようちえんのせんせい」というプログラムで参加しました。
 皆さんが思っていた「幼稚園の先生ってどうやったらなれるの?」「どんな仕事をしているの?」などの疑問に答え,実際に幼稚園の先生がしている仕事の一部を体験するものです。
 当日は,午前・午後2回のプログラムを合わせて,約40人の小中学生が来園しました。様々な学校からの小学校5年生~中学3年生です。
 はじめに園長が,教師の魅力,特に幼稚園教諭について話し,その後,3グループに分かれ活動をしました。学校も学年もバラバラのメンバーと初めて顔を合わせ,少し緊張気味でしたが,担任やアシスタントの学生と話していくうち,少しずつ雰囲気が和みました。
 製作中は,話し声も聞こえないほど真剣で黙々と取り組んでいましたが,できあがった壁面飾りの作品を見せ合ったり,パネルシアターを演じたりし始めると笑顔が見られ,笑い声が聞こえ,楽しそうな様子がうかがえました。
 お土産に,自分で作った壁面の飾りと幼稚園オリジナルの「しゅうりょうしょうしょ」を手にして,大満足の子どもたち。
解散してからも,「私の園にもこんな遊具があった,懐かしい!」と園庭で遊ぶ姿が見られました。
 終了後のアンケートには,「とても楽しかった」「また,参加したい」「将来の仕事に幼稚園の先生を考えています」と書かれたものもあり,職員一同感激しました。来年度以降も,ぜひ開催したいと考えています。
 機会がありましたら,どうぞおいでください。
  • オリエンテーションの様子
  • 担任と参加者の自己紹介
  • 作り方の説明をきいて・・・
  • さあ,始めましょう!
  • アシスタントの大学生と・・・①
  • アシスタントの大学生と・・・②
  • 「だんだん,そろってきたね」
  • パネルシアター「カレーライス」
  • 「この築山,高いね!」

日常保育の中での連携

大学の教員が専門性を生かした楽しい遊びを紹介してくれます。
(園庭の植物を使ったローソクづくり)

畑では,大学教員や保護者と一緒にサツマイモを育てます。
今年は、マメやタマネギにも挑戦!

大学の教員が専門性を生かした楽しい遊びを紹介してくれます。
(園庭の植物の種とばし)

大学の教員が専門性を生かした楽しい遊びを紹介してくれます。
(園庭の土を使ったクレヨンづくり)

大学生や大学院生が教育実習に来たり、ボランティアとして、
生活や行事の手伝いに来てくれたりします。

園児の誕生会に大学生や大学院生が楽器の演奏や歌を聴かせてくれ、
音楽のプレゼントをくださいます。

教育

光と木の温もりをふんだんに取り入れた園舎や四季折々の自然豊かな園庭が子供たちの遊びの空間です。とりわけ、園庭の築山、絵本のへや、アトリエ、新築のプールなど特徴ある施設設備が整っています。
幼児が自然に行き来し交流の輪が広がるような環境の中で、主体的な活動を促し、幼児期にふさわしい生活が展開できるような充実した保育を日々行っています。

一方、キャンパスに近いこともあり、大学内の図書室の利用、学生や大学院生による音楽活動、学生による保育技術の披露や子ども図書室の開催、保育指導補助に当たる学生ボランティアの活用など様々な場や人とのかかわり・結びつきが強いことも特色です。

地域貢献

本園では、新しい時代に対応する保育の実現のため、幼稚園教育要領の実践と、幼小のなめらかな接続を視野に入れた教育課程の編成を継続して研究しています。
 
毎年11 月には、幼児教育公開研究会を開催し、公開保育の後、全体会(研究提案、大学教員による解説、研究協議、指導講評、講演)を実施し、これまで園内や園周辺の四季折々の自然体験を通して育まれる資質・能力の検証をするとともに、その資質・能力を引き出す環境の構成や援助のあり方を位置づけた年間計画を作成し、さらには、発達に応じ小学校教育への接続を考慮した望ましい保育実践を積み上げていくことを目的に、学びにつなぐ提案をすることができました。
 
また、大学と連携して研究を行い、年度末には研究成果を集録にまとめ、全国の附属幼稚園や近隣に還元することにより、幼児教育の振興に資する情報の提供を行っています。
 
令和2年度には、本園で宗像市教育委員会主催による宗像市保育所保育士、幼稚園・認定こども園教員等研修会を開催しました。宗像市内の乳児・幼児関係の施設・園より経験年数3年未満の先生方、宗像市こども育成課教育政策課より指導主事が参加され、公開保育・協議会を行いました。各所・園からの参観者は、各自課題をもって熱心に参観し、保育公開と意見交流の場を通して、幼児教育を探る場となりました。
 
本園が主催する幼児教育公開研究会、幼児教育推進事業への協力などを通して、幼稚園・保育所・保育園の教育研究に資することが重要であるととらえています。
さらに、未就園児の会などもあり、地域とつながる附属幼稚園を心がけています。
 

「教育委員会との連携」
宗像市教員等研修会を開催しました

 附属幼稚園において,令和3年6月30日(水),宗像市保育所・幼稚園・認定こども園・小学校・義務教育学校教員等研修会を市内の幼児関係の施設・園より経験年数3年以内の先生方17名,小学校教諭(生活科担当)15名,市こども育成課6名,教育政策課より指導主事1名を迎え,公開保育・協議会を開催しました。
 協議会では,参加者の課題を焦点化し,幼児が主体的に遊ぶ「環境の構成」や「教師の援助」についてなどの質問に担任が答えました。
 保育園・幼稚園の先生方からは,「全ての保育が実物・イメージ・表現を行ったり来たりしながら,子供の経験を積み重ねていて素敵でした。」「環境設定が印象的でした。子供が主体的に動く,遊ぶことにおいて「やりたい」気持ちが芽生えるようにクラスの環境を整えていこうと思いました。」「子供たちの発想の豊かさ,教師の保育力の豊かさをすごく感じられました。」「今日学んだことを園の先生や子供たちに伝えていき,よりよい保育を目指していきたいと思いました。」
 小学校の先生方からは,「小学校入学前の子供たちが,いかに伸び伸びと遊びを通して,学びを深めているかを知ることができました。改めて,日々の子供たちとの関わりや学習活動を見直していきたいと思いました。」「たくさんの学び・体験を積んできた子供たちが,より生き生きと小学校生活を過ごしていけるよう,教材づくりはもちろん,日々の関わり方も工夫していこうと思いました。」「スタートカリキュラムや接続カリキュラムを考えていく中で,年長児の様子だけではなく,3歳の幼児さんの様子も本日の参観の中で知ることができ,多くのことを学ぶことができました。」等の感想がありました。
               

本園では引き続き,幼児教育の振興に寄与し,実践研究の成果を公開・発信していきたいと考えています。

PTA会の紹介

福岡教育大学附属幼稚園PTAテーマ(令和2年度)
『絆を希望に』~家族の絆・人との絆』
園との連携を図りながら、PTA活動が円滑に、かつ充実したものになるよう企画・運営を行っています。
  • 文化部(絵本の整理)
  • 研修部(豆苗説明会)
  • 学級部(駐車場整備)
  • 城山ソウル(大人のサークル)
  • ボランティア清掃作業(通園路:さくらみち)
  • ボランティア清掃作業(プール)